キム・ソヒョン院長ご挨拶

金昭亨韓方クリニックの院長キム・ソヒョンです。診療する上で、私が最も大切にしていることは患者とのコミュニケーションです。30年間患者とコミュニケーションをとりながら、良いご縁になり長い間お付き合いしている方々も多くいらっしゃいます。大学生の頃から通われていた方が結婚して夫と子供と一緒に訪れ、韓国最高の名医と称された私の父(韓方医学博士のキム・ジョンス元院長)に診療を受けていた方が嫁、夫、子供、孫を連れ、今では私のクリニックに通われています。

10年もの間、日本から私のクリニックに通う日本のご家族の方もいらっしゃいます。私は家族のような患者たちの主治医になることを医者としての生きがいだと感じます。また、人として深くお付き合いをしていくこともとても大切だと思っています。

診療していて感じることは、現代社会において多くの方が体質に合わない健康管理を行っている事です。20年余り韓国と日本の患者を診ながら感じたことは、訴える症状の約70%以上が「冷え」と関連があるという事です。「冷え」とは単純に寒気や手足が冷えることだけを意味せず、体全体の病を誘発する毒素として作用します。

身体の「冷え症」は身体の主要臓器に冷気が溜まり、機能が低下するものですが、上半身に熱が集中し、下半身には冷気が溜まる「上熱下寒症」の主要原因となります。上半身に熱が集中し下半身は冷気が溜まり、顔と頭は熱が上がって熱いが、手足と下腹部は冷えるアンバランスな状態が続くことです。

このような状態が持続すると、慢性疲労、原因不明のめまい、頭痛、憂うつ、不眠症、消化不良と慢性胃炎、過敏性膀胱、過敏性大腸症候群、各種の婦人科疾患(子宮筋腫、生理痛、生理不順、不妊)、肌のトラブルと肥満になりやすく、長期間放置すると、癌のような難病にかかる場合もある為、格別な注意が必要です。

残念なことに、多くの日本の方がこの状況を単純な症状だと思い放置し、病気として認識していないということです。冷え症による慢性疾患の根本的な原因は、冷え症そのものより、「冷え症に対する認識の低さ」だと思います。韓方医学では、冷え性を疾患の重要なシグナルとして、根本を治療するさまざまな治療法を古くから研究し、数多くの臨床を通して冷え性を治療してきました。自分の体が送る危険信号、症状に注目しなければなりません。未病の段階で自分の体の危険信号を理解し、慢性疾患を予防して、女性/男性の健康を積極的にケアするのが韓方の底力であり、私の専門分野です。

その為、私は多くの患者を診るより、一人の患者ときちんと向き合って完治させることに集中しています。 キム・ソヒョン韓方クリニックは、完全予約制のプライベート・クリニックです。工場で大量生産するように、多数の方に同じ治療を適用するのではなく、一人一人に真心を込めて、個人の体質の特性を考慮したオーダーメイド生薬処方、補茶(薬茶)処方を行います。そして日本へ帰国後、生活の中で実践できる多様な本草と処方を紹介し、現代生活に合うレシピをご案内します。 治療を超え、予防を目的とした韓方医学を実現し、日常化させることは、本草学博士である私にとって、非常に意味のあることであり、一生の仕事です。ソウルのカロスキル(街路樹通り)にお越しの際は、是非一度お立ち寄りください。(事前予約必要)カロスキルの素敵な街並みと共に、季節と体質に合った韓方茶をご用意してお待ちしております。

韓医学博士 キム・ソヒョン